猫漫画「くるねこ」で有名なくるねこ大和さんの
4月6日付の漫画「水」が 心に残りました。
これを読んで、思い浮かんだ猫がいます。
二つの野良ポイントをつなぐ1kmほどの
ハイキング道があり、ここでは時々
初見の野良に出会います。
以前、ここで見かけた野良が
放置された壺にたまり苔が浮き濁った水を
飲んでいるところに出くわしました。
「そんな水を飲むと、お腹壊すから止めな」
と言いかけて、そうしなければ生きていけない
野良の姿を見せつけられて絶句しました。
この漫画が、無責任な猫への餌やりを助長
している、と批判する向きもあろうかとは
思いますが、野良猫に対する人間側の
根本的な優しい視点の有無について
軽視すべきことではない、と私は思います。
里親になってくれる人のほとんどは
こうした共感の中から出てくるでしょうから。 |
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